2.9.7[拡大/縮小[制御点]]コマンド  
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選択されている立体(曲面)の制御点列(断面)を拡大/縮小します。
 ツール キーボード 
   ALT+Q
  キーボードファンクション
 押下無しコマンド起動 通常拡大/縮小
 F5押下後コマンド起動 生成時形状モード反転拡大/縮小
F6 押下後コマンド起動 シェーディング反転拡大/縮小
  操作イメージ
*物体を認識→拡大/縮小コマンドを起動→断面(緑点)を認識→基準と方向を設定→青点をドラッグする→右クリックで終了

このコマンドを起動した場合、それ以前に起動中であったコマンドは自動的に終了されます。手順を以下に示します。

1.対象となる立体(曲面)を選択します。(詳細は、立体選択方法を参照)

2.拡大/縮小の倍率を数値入力する場合

[数値モード]コマンドを起動し、数値入力状態とします。数値入力ショートカットキー(通常:SHIFT)を押しながら、メニューを起動すると[数値モード]コマンドの起動を省略することができます。

3.拡大/縮小の倍率を数値表示する場合

[数値を表示]コマンドを起動します。数値表示状態となります。

4. 時形状モードを現在の設定から反転する場合

F5を押して、生成時形状モードを反転します。生成時形状モードが有効の場合、生成時の形状で曲面編集が  行えます。(通常は有効)
5.ーディングを現在の設定から反転する場合

F6を押して、シェーディングを反転します。シェーディングが有効の場合、透視図の立体がシェーディングされた  状態になります。

6.[拡大/縮小[制御点]]コマンドを起動します。

7.制御点列(断面)位置にトラッカーが表示されます。

トラッカー色は、深緑色で断面方向の制御点列です。

8.基準となる断面を選択します。

・左ボタンクリック:制御点列の選択
  ・左ボタンドラッグ:制御点列の選択 
・制御点選択追加キー(通常:CTRL)+左ボタンクリック:それ以前の選択制御点に追加選択
9.[基準設定]ダイアログボックスが表示されます。拡大/縮小の基準点と方向を指定します。
10.制御点列(断面)位置にトラッカーが表示されます。

11. 基準断面のほかに断面を追加する場 合は選択します。
・制御点選択追加キー(通常:CTRL)+左ボタンクリック:それ以前の選択制御点に追加選択
12.数値入力状態の場合

[拡大/縮小倍率設定]ダイアログボックスが表示されます。倍率を指定します。
13.数値入力状態以外(マウス入力)の場合


 
  [基準設定]ダイアログボックス

  
  [拡大/縮小倍率設定]ダイアログボックス

3面図に断面上制御点のトラッカー(青色)が表示されます。ドラッグしながら拡大/縮小します。ドラッグは断面と最も水平に近い平面で行ってください。このとき、数値表示状態の場合は、拡大/縮小の倍率を数値表示します。

このコマンドは自動的に終了されません。終了は、コマンド終了方法を参照してください。トラッカーについては、トラッカー操作方法を参照してください。数値入力ショートカットキー、生成時形状、シェーディングは、[システム環境設定]コマンドで変更することもできます。張力係数に0以外が設定されている場合は、移動させた制御点以外にも影響を及ぼします。詳しくは[ 張力係数] コマンドを参照してください。


 
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