2.9.12[張力係数]コマンド 
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張力係数を設定します。

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  操作イメージ
*物体を認識→張力係数を設定→制御点移動コマンド→制御点をドラッグで移動(このとき、移動させた制御点以外も張力が係る)→右クリックで終了
*例)パール芯(角棒を捻る)などの操作*:曲線で□を描く→掃引体を生成→張力を2で設定→局面編集 ひねりコマンド→先端の断面を指定→断面をドラッグで回転

このコマンドを起動した場合、それ以前に起動中であったコマンドは自動的に終了されます。張力係数とは、[曲面(曲線)編集]時に対象となる制御点(列)以外の制御点にどのような影響を及ぼすのかを示すものです。

 
  [張力係数設定]ダイアログボックス

以下に張力係数の意味を示します。

0:影響無し
1:図1参照
2:図2参照
3:図3参照

張力係数が有効なコマンドを以下に示します。

[立体生成]   [曲線編集]

[曲面編集]   [制御点移動][制御点列移動][制御点列回転]

        [ひねり[制御点]][拡大/縮小[制御点]][断面制御点移動]

        [ベース線移動[制御点]

範囲限定をチェックした場合の操作手順は以下の通りとなります。

1.制御点位置にトラッカーが表示されます。

トラッカー色は青色で、未選択制御点を示しています。

2.3面図上でドラッグした矩形でトラッカーを囲むか3面図/透視図上でトラッカーをクリックし選択し

ます。

・ 左ボタンドラッグ/クリック:制御点の選択

・制御点選択追加キー(通常はCTRL)+左ボタンドラッグ/クリック:それ以前の選択制御点に追加選

トラッカー色は深緑色で、選択制御点(張力係数有効制御点)を示しています。

このコマンドは自動的に終了されません。終了は、コマンド終了方法を参照してください。トラッカーについては、トラッカー操作方法を参照してください。制御点選択追加キーは、[システム環境設定]コマンドで変更することも出来ます。張力係数有効範囲を限定した直後に、上記のメニュー起動しないと範囲限定が無効となります。

 
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