2.10.12 [シミュレーション]コマンド  
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選択されている立体の造形シミュレーションを行います。また、シミュレーションと同時に造形時間の予測も行います。
 ツール
 
  操作イメージ
*各造形を行う会社のパラメーター設定が必要。
設定の例  寸法補正必要なし 積層間隔30μ 塗り潰し間隔50μ 塗り潰しする3層 Z移動時間チェック  ワイパー時間5秒       
   

このコマンドを起動した場合、それ以前に起動中であったコマンドは自動的に終了されます。
手順を以下に示します。

1.対象となる立体を選択します。(詳細は、立体選択方法を参照)

2.[シミュレーション]コマンドを起動します。

3.[寸法補正設定]ダイアログボックスにて、寸法補正の数値を設定します。

a)寸法補正する
チェックすると寸法補正を行う。
bX-Y補正値
寸法補正するときのX-Y(水平)方向の補正値。
cZ補正値
寸法補正するときのZ(垂直)方向の補正値。


4.[造形パラメータ設定]ダイアログボックスにて、造形パラメータを設定します。

a)積層間隔

積層(塗り重ね)を行う間隔。(通常は5070μm

b)塗潰間隔

水平面/立体内部を塗り潰す間隔。(通常は3050μm

c)塗潰しする

チェックすると立体内部を塗潰す。

d)塗潰層間隔(層おき)

立体内部を塗潰すときの内部塗潰層の間隔。(0は全層塗潰し)

5. NC表示の計算が終わるとNCを表示し[NC表示 終了確認]ダイヤログが開きます。



シミュレーション中は進捗表示のダイアログボックスが表示されます。途中でシミュレーションを中止する場合は、マウスの右ボタンをクリックしてください。



 (a)終了[保存無]で造形時間パラメータ設定に進みます。
 (b)終了[保存有]で終了します。
 (c)継続で再表示します。


6.[造形時間パラメーター設定]ダイアログボックスにて予測造形時間が表示されます。


  aZ移動時間集計

チェックするとZ軸方向の移動関連の時間を集計する。

b)ワイパー時間集計

チェックするとワイパー移動時間を集計する。

c)機種名を選択(MEIKO SYSTEM)


7.[造形予測時間]ダイアログボックスにて予測造形時間が表示されます。

本コマンドで予測した造形時間は理論値であり、実際に光造形装置で造形した時間とは誤差が発生することがあります。あくまでも目安として用いてください。


 
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