JCAD3 基礎講座
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ジュエリーツール1
リングサイズ合わせ

JCADの宝飾ツールの中で特筆すべきツールになります。

棒状のものをリングサイズに合わせ円筒に曲げる機能です。



甲丸の棒を描きます。長さは自動で合わせるので短くてもかまいません(大きさがあるものは実寸で書いて曲げることをお勧めします。)

棒を認識後リングサイズ合わせのボタンをクリックします。



リングサイズを入力し、接合間隔(棒を曲げるのでリング下部の接続調整、通常0)を指定し
OKを押すと


リングが生成できます。

**注意事項**
短い棒でも自動で伸ばしてリングにしてしまうためよく、物体が伸びたなどの事を聞きますが
自動で伸ばしてしまうためです。
リングサイズ合わせをおこなう前に、リング全体像を実寸にすればかなりその数値に近いところで
リングにすることが可能です。リングサイズ合わせは外周に依存します。
そこで、このような方法で実寸を出すようにします。



リングの上に1mmの球体を乗せてみます。
自分がほしいサイズで棒とともにサイズ合わせを行います。



球体が伸びているのが解ると思います。このサイズを測り元のリングに倍率をかけます。
簡単にだいたいの大きさを見るときは物体を認識しNUMキー+サイズ変更でおこなえば
数値が見れます。約3mmにのびていますので。このベースのリングを21mmX3=63
2で割り切れる方が操作がしやすいので64mmで設定

その後1mmの物体を乗せてリングサイズ合わせをすれば1mmの球は1mmに近い数値で
表現できます。



このように棒状に配置していくだけでもかなり簡単にリングが完成できます。